凧 つ く ろ！　 『六角凧』

−六角凧について− 　対象年齢：小学校中学年以上
  • 六角凧は新潟で昔から親しまれていた凧ですが、今では国際的な知名度を持っています。
  • 構造は縦骨と横骨をキの字に組んだ左右対称でシンプルな造りです。
  • 角凧等も左右対称だと思われるかもしれませんが、斜め骨があると必ずどちらかの骨が上に重なり、風の流れに違いが生じます。
  • 本格的な物は縦骨に丸竹（しの竹）を使い、取り外し可能になっていて持ち運びも簡単にできますが、今回は材料の手に入れ易さ、作り易さを考慮したデザインを掲載します。
  • なお、使用する材料の長さが若干違っても凧の出来具合には全く影響ありません。

−材料−
◆和紙 ４７cm×６４cm
◆平竹　幅４mm厚さ１．８mm×長さ６２cm
◆平竹　幅４mm厚さ１．８mm×長さ４７cm
◆凧糸１．５ｍ、８０ｃｍ（糸目用）
◆凧糸６０ｃｍ　　　　　（張り糸用）
◆木工用ボンド　１０ｇ
◆つまようじ ・荷札 		　
　
　
各
　
　
各
１枚
１本
２本
１本
２本
１個
１

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  1. まず、幅４７ｃｍ長さ６４ｃｍの和紙を半分に折ります。
  2. 次に天地から１１ｃｍに印を付け、中心線と直角に折ります。
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  3. 折り目の外側から１ｃｍの所に印を付け、その印を結ぶ線を折ります。その線が凧の実際の大きさになります。
  4. 先ほどの折り線から１ｃｍ糊代を残して、切り離します。この三角形からは４ｃｍ正方の補強紙を９枚とります。
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  5. 折り返しを補強のために糊付けします。
    • 補強の糸を入れるとより安心です。その場合は竹骨を先に貼ります。
    		6.
  6. 縦骨を貼ります。骨の上下は補強紙を貼っておきます。
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  7. 横骨を折り線より中央よりに貼ります。補強紙はできるだけ端に貼ります。
  8. 糸目をつける位置に印を付け、補強紙を貼ります。上側の横骨には中央から１２ｃｍ、 縦骨には下側の横骨から７ｃｍのところ、三ヶ所です。
    9. 609.gif 612.gif
  9. 糸目の糸を通す穴をできるだけ竹骨に近付けてあけます。
    爪楊枝を使うと良いでしょう。
  10. 凧の重心に印を付けます。 上側の横骨から約１２ｃｍです。
    11. 糸は二重回し針の替わりは荷札の針金

    糸目は必ず二重回し

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  11. １．５ｍの糸の両端を上側の横骨に結びます。 続いて、８０ｃｍの糸を縦骨の印に結びます。 この時、糸がゆるまないよう二重回しで結び、さらに真結びできつく結んでおいて下さい。
    針の替わりに荷札の針金を使うと安全です。
  12. 穴をあけたボール紙に糸目糸を通し、位置を凧の重心に合わせて糸目を揃え、○印で結びます。
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  13. 横骨の左右に余分に出ている部分に 張り糸を結びます。二重結びでも良いのですが、 とっくり結びを紹介します。
  14. 張り糸は凧と隙間ができないように両端を結んで下さい。結び目もボンドを塗っておくと良いです。
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    ［とっくり結び］

    ※ この結びは引っ張るほどきつく締まります。さらに、真結びをすればより確かです。

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  15. 張り糸は凧に適度な反りを与え、風の流れをスムーズにするために必要です。 凧揚げの際には横骨に巻き付けます。 凧と張り糸との距離が５、６ｃｍになるように調節して下さい。

    16. Line

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